天理大学

天理大学同窓会ふるさと会

ホーム ホーム >  同窓会 > 支部だより > 神奈川支部総会報告 2017.01.15

支部だより

神奈川支部総会報告 2017.01.15

  • 2017年01月20日(金)

平成29年1月15日(日)、横浜市の天理教神奈川教務支庁にて神奈川支部総会が開催されました。(総勢36名)。

冒頭、菊山孝昭支部長から日頃の会活動に対するご協力、なかんずく我々の後輩の育成のための「ふるさと会奨学基金」への募金協力について謝意が述べられました。(当支部達成率133%)。

また今回は、ふるさと会顧問の森井敏晴先生をお招きし、「天理大学創設者の建学の志とその復元」についてご講演いただきました。

先生は講演の中で、創設者二代真柱様は、この学校を天理教の海外布教師を養成することを目的に設置されたこと、また「本校ハ天理教の海外布教ニ従事スベキ者ヲ養成スルヲ目的トシテ主トシテ現代外国語ヲ教授スル所トス」という建学の理念に呼応して昭和3年から17年までの卒業生1,043名の30数パーンセントの卒業生が異文化・異民族の布教に赴いたこと、さらに同創設者が昭和37年4月には「私の命にかえて、外国語学校というものをみていきたい」と述べられたことなどをわかりやすく説明されました。

大学の評価についても、ただ設立以来の歴史の長さにあるのではなく、いかに創設者の思いや精神を伝え続けているかによるのではないか。海外伝道というものは異文化・異民族の中に入って何十年も悪戦苦闘を続けてはじめて教祖の世界一列兄弟の意味が理解できるのではないか、と述べられ、お話を聞いた我々にとっても、母校のさらなる信条教育の充実および外国語教育の縮小ではなく、充実強化による海外布教師養成所としての本来の使命達成ならびに多言語運用能力に優れた優秀な人材(ビジネス面で活躍あるいは人道支援等のできる)の輩出を願っていることから、まさに時宜を得た講演でした。母校には外国語教育の復元を心からお願いしたいと思います。

終わりに、本総会開催に際し、あらゆる面でご支援とご協力をいただきました教務支庁の田浦先生に心から深謝申し上げます。 (大16仏 谷)

 

ページの先頭へ